今年の10曲2020
こんにちは、お久しぶりです。
引きこもりがちな昨今ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
信じられないことにもう年末らしいので、今回は今年の10曲をやっていきたいと思います。もう年越しまで時間もないので手短に紹介します(もっと早めに書け)
1.ゴールデンスパイス / GEMS COMPANY
作詞:辻 純更 作曲・編曲:瀬尾祥太郎(MONACA)
GEMS COMPANYのメジャーデビューアルバム「precious stones」の収録曲です。
こういうディスコファンク、絶対すきになっちゃう。もろにアイカツの「オリジナルスター☆彡」に影響を受けていると思われますが、瀬尾さんの新しい面が見られた曲でした。視聴版の公開からフル解禁までめっちゃ待ち遠しかったのを覚えています。
2.Fancy Friday Night / 虹のコンキスタドール
作詞:nobara kaede 作曲・編曲:三好啓太
今年一番聞いた曲です。
I→Iaug/#IVとか VIm7→bVIm7→Vm7とか43615mとかとにかく好みの進行のオンパレードという感じで聴いてて終始幸せでした。
毎年10選はその年にはまったアイドル曲が毎回出てきて完全にえこ贔屓で選んでると思われるかもしれません。その通りです。。。
虹コンではワンルームマジックとめちゃくちゃ迷ったのですが、あまりにもFancy Friday Nightをたくさん聞きすぎていたのでこっちにしました。(ワンルームマジックは今年5番目にたくさん聞いた曲でした。)ワンルームもヤマモトショウ節のきいた渋い曲で最高なのでぜひ聞いてみてください。
(一度もみゆてんを生でみることなく卒業しちゃったの本当にショック...)
3.ネコちゃんになっちゃうよ~ / クマリデパート
作詞:sora 作曲・編曲:K’s
クマリデパートの4th Single「サクラになっちゃうよ!」に収録されている曲です。
基本的には歌詞も曲調もかわいらしいポップで踊れるクラブミュージックなんですが、サビに入るのかな~というところでめっちゃギュンギュンした治安の悪い音(ほめ言葉)が流れてきてとても良いです。
この曲は、2019年年末の忙しい時期に突如事務所のスタッフが言い放った「ネコちゃんになっちゃうよ~」という言葉が事務所内で流行し、次の新曲これじゃない?となって生まれたそうです。(下記インタビュー記事参照)
エピソードもまあこれはこれで面白いのですが、でもこれってつまりは先に詞があって後から曲ができたということですよね...よくこのタイトルの曲にあのブレイクを入れようと思ったなぁと思います(すごい)。
MVのなんともいえないゆるふわな雑編集感が好きです。
ねこちゃんかわいい。
↓インタビューはこちら
クマリデパート『サクラになっちゃうよ!』転機を迎えた4人が春満開のニュー・シングルを語る! | Mikiki
4.Naughty night, Magical night / 今剣(CV:畑中万里江)、千子村正(CV:前田佳織里)、三ツ鱗紋兼若(CV:南早紀)
作詞:やぎぬまかな 作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)
「天華百剣 -斬-」のキャラクターソングです。
聴く人が聴けばすぐわかるやつです。「Highway Star, Speed Star」 もめちゃくちゃ好きでしたが、こちらも例にもれずドハマりしてしまいました。メロディがたまに混じっちゃって分からなくなっちゃう。
5.約束の続き / 天晴れ!原宿
作詞:NOBE 作曲:堀江晶太 編曲:栁舘周平
う、うわああああああああああああああああああ堀江晶太あああああ
だけで済まそうかなと思ったのですが一応編曲者にも触れておきます...
今年めちゃくちゃきたでおなじみの栁舘周平さんですが、僕はこの曲で栁舘周平さんを知りました。最初はめっちゃ堀江晶太だなwと思いながら聴いていたのですが、摩擦主義など他の栁舘作品を聴くと共通点が見えてきてすぐに栁舘さんの虜となってしまいました。2番Aメロのアレンジの変化など細かいこだわりが随所に感じられます。
6.記憶 / イヤホンズ
作詞・作曲・編曲:三浦康嗣(□□□)
YouTubeにアップロードされた直後から大きな話題を呼んだこの曲。「あたしのなかのものがたり」に続き2曲目となる三浦康嗣 × イヤホンズの曲です。
初めて聞いた時に衝撃を受けました。語りを中心に構成されているのですが、ただしゃべっているだけでなく、とことん細部までこだわられていて一語一語その言葉じゃなきゃいけないと感じさせられます。足音や花火の音、沸騰する時のやかんの音、掃除機の音(Twinbird社製サイクロン掃除機かは分からない)などの、効果音もたくさん用いられており、音楽の一部となっています。
想像に難くないですがミックスはめちゃくちゃ苦労したそう。でもその苦労あってか聴いてて本当に気持ち良いです。
7.ナイスポーズ / RYUTist
作詞・作曲・編曲:柴田聡子
新潟のアイドルグループ、RYUTistの4thアルバム『ファルセット』に収録されている曲です。
この曲はAメロ、Bメロに比べてサビが落ち着き気味なところや、自由なリズムのメロディーに対する歌詞の当て方とかもとても好きなんですが、一番好きなところは後半の「ぎりぎりで青だった横断歩道」からの「ナイズポーズ」につながる盛り上がりです。最初はベースのいない静かな雰囲気と状況描写の歌詞で始まり、少しずつ楽器やフレーズの動きが増えてきて、直前4小節でメロが一気に跳ねあがり、「ナイスポーズ」の気持ち良い高音の伸ばしたフレーズの裏で裏拍の2つのキメが来ます。ここの展開が本当に気持ち良いです。さらにその後のマイナーコードを含んだ進行で涙が出てきます。
4分半の中に物語がぎゅうっと詰まっている一曲だと思います。
8.楽しい蹴伸び / YUKI
作詞:YUKI 作曲・編曲:TENDRE
個人的には今年のベストベースがデカい賞です。
キックもスネアもベースも重くて最高だし、それと対比的なYUKIさんのけだるげな歌い方もとても良いです。
こういう最低限の音だけが鳴っていて空間で魅せるタイプの音楽を楽しめるようになったのは今年の大きな変化だったかなと思います。
9.逆さまのガウディ / 厚木那菜美
作詞:只野菜摘 作曲・編曲:広川恵一(MONACA)
声優アイドルグループ「Run Girls, Run!」のメンバーである厚木那菜美さんのソロ曲となっています。
今年の恵一曲で一番好きです。不規則なリズムで刻んでくるカットアップギターイントロで悶える。
10.ゴッドソング / バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
作詞・ 作曲・編曲:田中秀和(MONACA)
今年の秀和枠。
AメロのbVIIに行くところやBメロの順次進行、ラスサビ前の循環(?)進行など、僕の好きな田中秀和さんという感じでした。
駆け足でしたが今年良かったなと思った10曲を紹介させていただきました。
去年より音楽が聴けていなかったのか選曲の幅も狭くなってしまったなぁと思います。
残念ながら2020年の暗い雰囲気は2021年に持ち越しという感じですが、これからも音楽とともに歩んでいきますので、来年もどうかよろしくお願いします。